グルー治療

下肢静脈瘤の接着剤(グルー)治療が健康保険適用になりました。
接着剤治療は、血管内焼灼術(レーザー、高周波)と同じように針を刺して血管の中にカテーテルを入れますが、血管を焼き固めるのではなく、接着剤を注入して血管の中を固めて、逆流を止める治療です。熱で焼かないので体に負担がより少なく、治療効果は、欧米の成績では血管内焼灼術や抜去術と変わらないと言われています。

接着剤治療の利点(血管内焼灼術と比べて)

  • ①麻酔は針を刺す部分の局所麻酔のみ。大量の局所麻酔、静脈麻酔は不要。
  • ②手術後の合併症である深部静脈血栓症や神経障害(しびれ)が少ない。
  • ③手術後に弾性ストッキングを履かなくてよい。(手術前にむくみが無い方等)

接着剤を治療の欠点(血管内焼灼術と比べて)

  • ①接着剤に対するアレルギーが出る方がいる。(欧米では数%)
  • ②コブが大きい方は、後日に硬化療法の必要がある。

手術費用は、接着剤治療と血管内焼灼術はほぼ同じです。

接着剤治療が向いている方は、コブが小さく、アレルギーが出にくい方になります。接着剤治療と血管内焼灼術のどちらを行うかは、超音波検査をして診察時にご相談して判断することになります。

令和元年12月に保険収載されました。
当院では、接着剤治療をご希望の方はご予約を受け付けています。まずお電話またはネットで初診の予約をお取りいただき、初診で超音波検査と診察をしてから、接着剤治療を受けるとなりましたら、予約をお取りします。